−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェア名 ThinkVantage バックグラウンド・プログラム・マネージャー 対象機種 ThinkPad G50 ThinkPad R51e ThinkPad R60, R60e ThinkPad T60, T60p ThinkPad X40, X41, X41 Tablet ThinkPad X60, X60s ThinkPad Z60m, Z60t, Z61e, Z61m, Z61p, Z61t ThinkCentre A51, A52 ThinkCentre M51, M52 ThinkCentre E50, E51 ThinkCentre S52 (日本での未発表製品も含みます) 対応OS Windows XP (Home Edition および Professional) Windows XP Tablet PC Edition 2005 Windows 2000 バージョン 2.0.7.0 発行日 2006年9月26日 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェアの役割 バックグラウンド・プログラム・マネージャーは、未使用のコンピューター パワーを自動的に割り当てて、さまざまなメンテナンス用タスクを効率的に 実行するための機能を備えています。バックグラウンド・プログラム・マネ ージャーから実行できるタスクを設定して選択することにより、使用中のコ ンピューターのシステム パフォーマンスに影響を与えることなく、それら のタスクを定期的に実行された最新の状態にしておくことができます。 これらのメンテナンス用のタスクを定期的に実行させることにより、お使い のコンピューターの最高のパフォーマンスを維持できます。バックグラウン ド・プログラム・マネージャーは、利用可能なハードディスク・ドライブの 空き容量を増加させ、より多くの空きメモリ空間を確保し、CPU スピードを 快適に保ちながら、コンピューター・ウィルスのスキャンを行なうことによ り、コンピュータのパフォーマンスを向上させます。 バックグラウンド・プログラム・マネージャーで利用可能なタスクは以下の ものを含みます: - Symantec AntiVirus によるウィルススキャン - Norton AntiVirus によるウィルススキャン - ディスク デフラグ操作 - ディスク クリーンアップ操作 - ディスク バックアップ操作 - ThinkVantage Rescue and Recovery バックアップ操作 バックグラウンド・プログラム・マネージャーは、レスポンス優先モードで タスクを実行することによって、コンピューター上で利用可能なシステム資 源のうちバックグラウンド・プログラム・マネージャーで利用するシステム 資源を制限して、選択されたメインテナンス用のタスクに割り当てることが できます。このレスポンス優先モード機能により、他のアプリケーションの パフォーマンスへの影響が最小になるように、メンテナンス用タスクを実行 できるようにします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の変更内容 [重要な変更] ありません。 [新機能または機能の拡張] ありません。 [問題の解決] 韓国語及び中国語環境でバックグラウンド・プログラム・マネージャーを アンインストールする際に、エラーのポップアップが表示される。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョンの確認方法 1.「スタート」「すべてのプログラム (または プログラム)」 「ThinkVantage」「バックグラウンド・プログラム・マネージャー」の順 にクリック、プログラムを始動します。 2.「その他」タブをクリックします。 バックグラウンド・プログラム・マネージャーおよび関連するドライバー のバージョン情報が表示されます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意事項 ありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− インストールの方法 (注意) 現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしも更新(上書き導 入)する必要はありません。そのままお使いください。 更新する必要があるかどうかの判断は、「バージョン情報」の章を参照して ください。 次の3通りの方法があります。 (A) ソフトウェア導入支援による自動インストール (B) 手動インストール (C) コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) (A) ソフトウェア導入支援による自動インストール ソフトウェア導入支援を利用すると、コンピューター内のThinkPad用ソフ トウェアを簡単に最新にすることができます。インターネット上で提供さ れている最新版のソフトウェアを自動的に検索し、ダウンロード、インス トールまでを自動的に実行してくれます。 1. アドミニストレーター特権をもつユーザーIDでログオンします。 2. Internet Explorerを起動します。 3. ツール バー上の「ソフトウェア導入支援」ボタンをクリックします。(*1) 4. 画面の指示に従います。 「更新パッケージの検出」画面で「インターネット上の最新情報を取得す る」にチェック・マークがついていることを確認してください。 ヒント (*1) ツール バー上に「ソフトウェア導入支援」ボタンが表示されない場合は、 (a) Internet Explorerのメニュー バー上で、「表示」「ツール バー」 「ユーザー設定」の順にクリックします。 (b)「ツール バーの変更」画面の「利用できるツール バー ボタン」のリス トの中からソフトウェア導入支援を選択し、「追加」をクリックします。 (c)「現在のツール バー ボタン」にソフトウェア導入支援が登録されたこ とを確認したら、「閉じる」をクリックします。 もし、「ソフトウェアの更新」ボタンが見当たらない場合は、 −ソフトウェア導入支援自身を更新して (バージョン 2.10.03C2および それ以降)、ツール バーに登録できるようにする。 −手動でソフトウェア導入支援を起動する。 (例)「スタート」「すべてのプログラム (または プログラム)」 「ThinkVantage」「ソフトウェア導入支援」の順にクリックする。 のどちらかを実行してください。 (B) 手動インストール 「手動インストールの方法」の章を参照してください。 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) 「コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) の 方法」の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報 (日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます) 現在までに次のバージョンが提供されています。 バージョン 内容 ---------- ----------------------------------------- 2.0.7.0 第10版 問題の解決 2.0.6.0 第9版 問題の解決 2.0.5.0 第8版 機能の拡張 2.0.4.0 第7版 機能の拡張と問題の解決 2.0.3.0 第6版 機能の拡張 2.0.2.0 第5版 機能の拡張と新機種のサポート 1.0.9.0 第4版 新機種のサポートと問題の解決 1.0.7.0 第3版 新機種のサポート 1.0.6.0 第2版 新機種のサポートと問題の解決 1.0.5.0 第1版 問題解決/変更の概要 (略語) < > バージョンを示します。 [重要] 重要な変更を示します。 (新) 新機能または機能の拡張を示します。 (修) 問題の修正を示します。 <2.0.7.0> −(修) 韓国語及び中国語環境でバックグラウンド・プログラム・マネージャ ーをアンインストールする際に、エラーのポップアップが表示される。 <2.0.6.0> −(修) ThinkVantage Rescue and Recovery のバックアップ プロセスに時間 がかかり過ぎる。 <2.0.5.0> −(新) 管理者権限を持たないユーザーに対して、バックグラウンド・プログ ラム・マネージャーの設定変更を許可・制限するための登録情報を、 INIファイルに追加。 <2.0.4.0> −(新) ThinkVantage Rescue and Recovery バージョン 3.1のサポート。 −(修) バックグラウンド・プログラム・マネージャーをアンインストールし ても、「スタート->すべてのプログラム->ThinkVantage」の下にある バックグラウンド・プログラム・マネージャーのショート・カットが 消えない。 <2.0.3.0> −(新) ThinkPad G50のサポート(追加)。 −(新) 以下の言語のGUIを変更。 フィンランド語、ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語、 オランダ語。 <2.0.2.0> −(新) ThinkPad R60/R60eのサポート。 −(新) ThinkPad Z61e/Z61m/Z61t/Z61pのサポート。 −(新) スケジュール機能の追加。 −(新) タスク実行時にコンピューターをロックする機能の追加。 −(新) Symantec Full Scanのサポート。 −(新) 以下の言語のGUIを変更。 英語、日本語、韓国語、中国語(簡体中文、繁体中文)、 ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語。 <1.0.9.0> −(修) バックグラウンド・プログラム・マネージャーでタスクを実行中に、 スタンバイ・モードに入るなどしてバックグラウンド・プログラム・ マネージャーが強制的に終了されると、それ以降タスクを実行できな くなることがある。 −(新) ThinkPad T60, T60pのサポート(追加)。 −(新) ThinkPad X60, X60sのサポート(追加)。 −(新) ThinkCentre A51/M51のサポート(追加)。 −(新) ThinkCentre E50/E51のサポート(追加)。 <1.0.7.0> −(新) ThinkCentre A52/M52/S52のサポート。 <1.0.6.0> −(新) ThinkPad X41 Tabletのサポート。 −(修) Windows ログオン名にかな漢字を使用した場合、正しく動作しない。 <1.0.5.0> −(新) (第1版) ThinkPad R51e, Z60m, Z60tのサポート。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 手動インストールの方法 WindowsのInternet Explorerを使用する場合を例に説明しています。 (ファイルのダウンロード) 1. Internet Explorerで、インターネット上の目的のファイルをクリックし ます。 2.「ファイルのダウンロード」画面で、「保存」をクリックします。 3.「保存する場所」で「デスクトップ」を選択します。 または他の好きな場所を「保存する場所」で選択します。 4.「保存」をクリックし、画面に従いファイルを一時的に保存します。 (ファイルの解凍) 5. Windows のデスクトップ画面を表示します。 または、手順 3.で指定した保存場所をエクスプローラで開きます。 6. 手順 4.で一時的に保存したファイルをダブルクリックします。 7.「ファイルの保存場所」画面で、「ファイルを保存するフォルダ」欄に表 示されたフォルダ名を確認・メモしておきます。 8.「次へ」をクリックします。 9.「完了」をクリックします。 (インストール) 10. アドミニストレーター特権をもつユーザーIDでログオンしていることを 確認します。 11. エクスプローラを起動し、手順 7.で確認したフォルダを開きます。 12. SETUP ファイルをダブルクリックします。 13. 画面の指示に従います。 14. コンピューターを再起動します。 最後に、手順 4.で一時的に保存したファイルを削除しておきます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) の方法 この方法は、システム管理者のみが使用します。 −「手動インストールの方法」の章を参照して、ファイルのダウンロードと 解凍を行います。 − /S オプションを追加してコマンド・ラインで SETUP.EXE を実行します。 (例) [パッケージを展開した先のパス]\SETUP /S −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 手動アンインストールの方法 1. アドミニストレーター特権をもつユーザーIDでログオンしていることを 確認します。 2. [Windows XPの場合] 「スタート」「コントロール パネル」の順にクリックします。次に 「プログラムの追加と削除」をクリックします。 [Windows 2000の場合] 「スタート」「設定」「コントロール パネル」の順にクリックします。 次に「アプリケーションの追加と削除」をダブルクリックします。 3.「バックグラウンド・プログラム・マネージャー」を選択し「削除」を実 行します。 4. 画面の指示に従います。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * ThinkCentre と ThinkPad は、Lenovo の登録商標です。 * Rescue and Recovery および ThinkVantage は、Lenovo の商標です。 * Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の登録商標です。 * Symantec および Norton AntiVirus は、米国におけるシマンテックの登録 商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。